私ももうアラカンと言ってもおかしくない年齢になっている。
当然だが、私や妻の親は80を優に超えているのだが、そんな高齢者が困惑している事がある。
ひとつはマイナポイントの件だ。
ネットを自由に使えない世代には、これは悩みの種である。
しかも、マイナポイントの事を理解できていない人も多いようだ。
マイナンバーカードは持っているが、どうしたら良いのかさえ理解できていない。
マイナンバーカードの申請ばかりを優先するあまり、マイナポイントの件は置き去りになっているように思えるのだ。
そしてもうひとつが全国旅行支援である。
全国とは名ばかりで、すでに東京は10月11日スタートからは棄権した。
また、これについては高齢者ばかりではなく、若者からもどのようなシステムになっていて、そのメリットをどう享受できるのかわからないという声も聞こえてくる。
政府がやりたい事を迅速に進めるのは結構だが、しっかりと土台固めをして多くの国民に情報とシステムを理解できるようにして始めてもらいたいのである。
こんな事をするぐらいなら、よっぽど全国民に一定額の期限付き商品券でも配布する方が分かり易いしメリットもあると思うのだが…。
もっともそんな事をすれば、商品券の制作に多くの税金が使われるのか…。
やはりマイナポイントなのかな…。