茨城県阿見町の霞ケ浦高校附属中学校が、2022年度以降の生徒の新規募集を停止することが分かった。
来春からは新入生の入学をさせず、在校生全てが卒業する2024年度末に閉校とする予定のようだ。
開校以来、定員割れが続いている状況などを踏まえ、苦渋の決断に至ったということらしい。
同校は2009年4月、霞ケ浦高校を運営する学校法人霞ケ浦高等学校によって開校された。
募集停止は今年3月の理事会で決定されたという。
既に在校生の保護者や県南の小学校、学習塾に通知したそうだ。
同法人は、開校以来、入学定員を充足できず生徒数増加の傾向も見られないこと、地域の少子化の影響、また県南地区での私立中学校の競合や、経済情勢悪化に伴う私学入学減少といった厳しい環境を理由に挙げているという。
同校は、スポーツ強豪校の霞ケ浦高校と連携し、スポーツ施設の共有や部活動の充実、独自の語学教育システムなどを導入し、国公私立大への進学実績を上げてきたというのだが…。
弊社も取り引きをさせて頂いており、非常に残念である。