茨城県つくば市小野崎の商業施設『LALAガーデンつくば』が10月にも閉店することが分かったらしい。
周辺の大型商業施設との競合が激しくなる中、借地契約の満了に伴い、施設を運営する三井不動産が撤退を決めたのだという。
実は弊社も一時期テナントとして出店していた事があったのだが、その入店の際にこの借地契約について何度も三井不動産に対して質問をさせて頂いていた。
質問内容としては、借地契約満了後の対応についてであったのだが、その際には明確な返答は一度たりともなかったのである。
結果的には弊社の力不足で退店する事になったのだが、今回の事については「やはりな…。」と感じている。
三井不動産によると、事業用定期借地契約の期間は2003年春から2023年春までの20年間で、建物の解体など工事の期間も含まれるのだそうだ。
閉店時期について同社は明らかにしていないが、複数のテナントによると、同社から時期を示した書面が届いているらしく、閉店時期は10月ごろの見通しだという。
周辺にはイーアスつくばやイオンモールつくば、イオンモール土浦など大型商業施設が立地しており、2021年5月にはつくばエクスプレスつくば駅前に『トナリエクレオ』がリニューアルオープンしていた。
三井不動産の広報担当者は閉店について「近隣商業施設との競合を含めた事業環境の変化を踏まえ判断した。」としているらしい。
今思えば、入店時と退店前に何度も三井不動産と話をして感じていたことが的中した事になる。
