茨城県選挙管理委員会は4日、知事選の投票2日前(3日現在)まで15日間の期日前投票状況を発表した。
投票率は前回同期比0.28ポイント減の11.10%で、26万8641人が投票したという。
開始から3日間と10日間の発表では、いずれもわずかに前回同期を上回っており、やや失速した形となったようだ。
期日前投票は告示翌日の8月20日に始まり、選挙人名簿登録者数は242万345人。
投票率は22日までの3日間で前回同期比0.31ポイント増の1.31%、29日までの10日間で同0.61ポイント増の5.94%だったそうだ。
期日前投票は終盤ほど混み合う傾向にあり、今回は新型コロナウイルスを踏まえて早めの投票を呼び掛けたため、県選管はこれが失速に関係した可能性があるとみるようだ。
中村一紀書記長補佐は、各投票所はコロナ対策がしっかりしているとし「5日の投票日に必ず投票を!」と訴えたという。
期日前投票所は4日までに全44市町村で計142カ所開設しており、公共施設や民間の商業施設などを活用し、常陸太田市や高萩市では移動式投票所も設けたらしい。