驚きのCM | ひでっちのブログ

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カバン屋のオヤジです。仕事関係もですが、旅行や食事など、個人的な趣味趣向を中心に感じた事をとりとめもなく書いていきます。

2021年8月、エミレーツ航空が新しいCMを公開しました。

エミレーツ航空は果敢な広告に定評がありますが、最新のCMではその大胆な演出が話題を呼んでいるそうです。

新しいCMでは、エマール社の世界一高いビル『ブルジュ・ハリファ』の先端、地上828メートルの高さに、エミレーツ航空のユニフォームを着た客室乗務員が堂々と立っていて、彼女は映画俳優トム・クルーズ氏やドバイの皇太子殿下H.H.シェイク・ハムダン・ビン・モハメド・ビン・ラシッド・アル・マクツーム氏などに続き、世界で最も高いビルの頂上に立つ機会を得た数少ない人物の一人となったようです。


この30秒の映像は、2003年に公開されコアなファンが多い映画『ラブ・アクチュアリー』の有名なシーンにちなんで、客室乗務員がメッセージボードを掲げている姿に焦点をあてて始まり、カメラがズームアウトすると、エミレーツ航空の象徴である赤い帽子とユニフォームを身につけた客室乗務員が、ドバイの街並みを背景に、実際にエマール社の『ブルジュ・ハリファ』の頂上に立っていることが明らかになるのです。

本広告は、グリーンバックによる合成や特殊な編集などは一切使わず、綿密な計画をはじめ、厳しいトレーニングとテスト、そして安全プロトコルを経て撮影されたそうです。

CMの主役は、地上828メートルの高さに位置するビルの頂上で、わずか1.2メートル幅の円状のスペースに立ち、スタントを行ったようです。

撮影にあたり、エミレーツ航空の客室乗務員チームからキャストを募るオーディションが行われ、意欲的かつ有能な候補者も数名いたそうですが、しかし、最高の安全性を確保するために、プロのスカイダイビング・インストラクターが起用されたそうです。


撮影中および準備期間中、常に安全が最優先され、主役が立つために、ビルの頂上にはポールが取り付けられた特注の台が作られ、また、彼女が着用しているエミレーツ航空のユニフォームの中にはハーネスが隠されており、安全を確保するために頂上のポールだけではなくその他2か所にも繋がれたそうです。
撮影当日、日の出とともに撮影を行うため、主役を含む撮影チームは夜明け前から登頂を開始し、エマール社の『ブルジュ・ハリファ』の160階からは、筒状の通り道にあるはしごで1時間15分かけて頂上まで登ったそうです。

また、撮影チームは主役を演じるスタントウーマンとともに約5時間も頂上に滞在し、1台のドローンで一連の撮影が行われたそうです。
地上828メートルの高さから撮影された本広告は、過去に撮影されたCMの中でも、最も高い位置から撮影されたもののひとつで、エミレーツ航空の社内ブランドチームがコンセプトを考え、ドバイの制作会社『Prime Productions AMG』社の協力のもと制作されたそうです。
本広告は、エミレーツ航空のグローバルネットワーク上の複数の市場に向けて、さまざまな視聴者に合わせたメッセージを届ける予定で、第一弾のテレビCMは、英国で放送されるそうです。

朝の情報番組でこのCMをみた私は、寝ぼけていたのに一瞬で目が覚めました。(笑)