イギリス政府は14日、新型コロナウイルスのインド型の変異株の感染が広がっていることから、イングランドでのロックダウン(都市封鎖)の最終解除を当初計画の今月21日から来月19日に約1ヵ月遅らせる、と発表したそうだ。
この間にワクチン接種を進める狙いがあるようだ。
ジョンソン首相は14日の会見で、インド型が当初の予測より速く広がっていることに懸念を表明。
感染者だけでなく入院患者数も増えていることから、解除は「もう少しだけ待つのが賢明だ。」と述べたという。
政府によると、インド株は従来型より感染しやすいとみられ、最近ではイギリスの新規感染者の9割超を占めているそうだ。
14日の新規感染者の報告数は7742人で、先月前半の1千人~2千人台から増えているという。
ワクチン接種が進んでいると思われたイギリスでもこの状況である。
ワクチン接種が済んだからと飲み歩いている方には、もう一度この状況を考えてもらいたい。