千葉県警が持ち運び可能な『速度違反自動取締装置』(移動式オービス)を使い、県内全域で取り締まりを強化しているという。
今年は新たに2台加えて計3台を運用し、4月末までに昨年1年間を上回る違反者を検挙したというのだ。
スピードが出やすい生活道路に積極的に投入しているという。
移動式オービスは、車両の速度違反をレーダーで感知すると、ナンバーやドライバーを自動的に撮影する装置で、重さ約7キロで、三脚にセットし、住宅街の狭い道でも約1メートルの幅があれば設置できるという。
県警交通指導課によると、今年は3台で4月末までに計241回取り締まり、1440件の速度超過違反を検挙したそうだ。
重点的に設置されているのが、交通死亡・重傷事故の約6割が発生している市町村道だという。
住宅街などの生活道路が多く、小中学校の通学路なども含まれ、子供の登下校時に合わせた取り締まりも行っているそうだ。
同課の担当者は「移動式オービスはまさに神出鬼没。これまで取り締まりの実績がない場所にも設置し、事故の芽を摘んでいく。」としている。
もちろん、交通法規を順守している方にはただの雑談にしかならないだろうが、多くのドライバーにとっては耳の痛い話であろう。
今回は千葉県の情報だったが、他の都道府県にも同様の対策が打たれているはずで、もちろんそれは茨城県も同様であろう。(泣)