新型コロナウイルス感染症対策として、全国に非常事態宣言が出てから、多くの国民が仕事や私生活両面で様々な苦労を抱えている。
しかし、それもできるだけ短い期間での終息に向けてだと思って頑張っている方が多い中、連日ニュースなどでも取り上げられているように、パチンコ店で遊興したり、サーフィンをするために海に集まったりと、自らの気持ちを抑えきれない人たちが話題になっている。
彼らに話を聞くと、「こんな息詰まる生活を強いられていて、パチンコくらいしか息抜きができない。」だとか、「密閉空間じゃないし、人通しが密接しているわけでもないから大丈夫でしょ。」とか、自らの正当性ばかりを訴えて、周りの方への迷惑を考えもしないのだ。
こんな自制できない人たちが多く存在している限り、現状の自粛状態が簡単に終わりを迎えるとは到底思えない。
しかも、これからゴールデンウィークになって、さらに気が緩む可能性だってあるのだ。
厳しい状態を短く終わらせるのか、それともちょっと厳しい状態を長く続けるのかは、私たち1人1人の行動にかかっているのだ。