先ほども書いたように、現在多くの国民が様々な理由で苦しんでいる。
もちろんその根源は新型コロナウイルス感染症ではあるが、それに対する国の対応がハッキリしない事も一因になっているのは間違いない。
生活の基盤を失いそうになっている方も少なくないし、すでにそうなっている方だっているかもしれない。
しかし、それに比べて国会議員はどうだろうか。
一応、歳費を2割カットする事は決めたようだが、しかし年間2000万円以上もらっていての2割カットである。
中小零細業者は、休業すれば収入が途絶えてしまうのもかかわらず、それでも休業せざるを得ない方が多く、今後は廃業に追い込まれてしまう方も出てくるはずである。
では国会議員はどうだろう。
歳費以外にも『文書通信交通滞在費』と呼ばれるものが毎月100万円支払われているのだ。
こんな時期にこれって必要なのだろうか?
交通費って、JRも私鉄もタダ乗りしている議員にどうして必要なのか?
たしか飛行機だってタダではなかったか…?
滞在費って、たしか国会議員は東京にいる事を求められているはずで、だとしたら議員宿舎があるではないか?
国民に一度だけ10万円を渡す事を決めるのに、あれほどの議論が必要なら、むしろこんな100万円を全面的に廃止してはどうだろうか。