足立区の荒川河川敷で、体長約1メートルの野生のイノシシの目撃情報が相次いでいるという。
区危機管理課によると、イノシシは2日から目撃されており、3日午後0時15分ごろには、江北橋付近で「イノシシを見た。」と住民から同課に連絡があったそうだ。
区職員や警視庁などが周辺を捜索すると、イノシシ1頭を発見し、網やネットランチャーを使って捕まえようとしたが、荒川を泳いだり、河川敷を走ったりして約15キロ逃げ回った挙句、午後5時すぎに、江北橋から約1キロ離れた扇大橋付近で見失い、捕獲できていないということらしい。
4日も目撃情報が入り次第、捕獲活動を再開するそうだ。
たしかに人間は野生動物と共生している。
東京都の繁華街にさえ、外来種のアライグマが野生化して生存しており、山間部には当然の如くクマ、シカ、イノシシをはじめとする多くの生物が生存している。
しかし、足立区にイノシシとは…。
イノシシも悪気があって出没したのではないだろうが、問題を起こして射殺されたりする前に捕まって欲しいものである。