11月9日の午前4時ごろ、東大阪市の路上で、覚醒剤取締法違反などで起訴され、大阪地検が護送中だった被告の男が護送車両から逃走したそうだ。
地検によると、男は覚醒剤取締法違反(所持、使用)と大麻取締法違反(所持)の罪で起訴された岸和田市の遊技機設置業、大植良太郎被告(42歳)で、保釈が取り消された後、府警が身柄を確保し、大阪地検の検察事務官3人が車で枚岡署の留置施設に護送していたということだった。
被告は身長171センチくらいのやせ形、逃走時は坊主頭で、紺色のシャツに迷彩柄のズボンをはき、裸足だったそうだ。
護送中に被告が「手錠がきつい。」と言ったため、検察事務官が片手の手錠を外すと、被告が暴れだし、ドアが半開きになったため車を停車させたところ、ドアを開けて手錠をつけたまま逃走したということのようだ。
それにしても、大阪地検では10月30日にも、ひき逃げ事件で起訴された被告の女が、保釈が取り消されて収容される際に大阪地検岸和田支部に出頭後、息子の車で逃走した事案が起きたばかりである。
もう一度、護送などのやり方についてしっかりと再考した方が良いのではないだろうか?
いずれにしても、逃走した被告は覚醒剤使用する可能性もあり、潜伏先の近くの住人は無意識のまま危険にさらされている可能性もある。
関係各所には責任を持って発見と身柄確保を早急にお願いしたいものである。
