茂木外相は5日の記者会見で、韓国の文大統領がいわゆる徴用工問題の解決に向け、安倍首相に高官級協議を提案したことに関し、「レベルの問題よりも、内容が重要だ。」と述べたという。
これは、新たな協議機関の設置ではなく、具体的な解決策を示すよう重ねて求めたものだと思われる。
安倍首相と文氏は訪問先のタイのバンコク郊外で東南アジア諸国連合（ASEAN）プラス3（日中韓）首脳会議に先立ち、11分間言葉を交わしたそうだ。
両首脳の面談は昨年9月にニューヨークで行われて以来だったが、茂木氏は「大きな評価をするのは難しい。」と述べ、目立った前進はなかったとの見方を示したという。
ド正論である。
これまで何度も言われてきているように、日本側から動く事はあり得ないはずなのである。
韓国が、しっかりと国家間の約束を守れるかどうかが問題で、それが無理なのであれば今後も国家間の約束事ができないということになるのである。
そんな国と付き合っていけるはずがないのだから。