北方領土返還を巡り『戦争』に言及して日本維新の会を除名された丸山穂高衆議院議員が、野党が提出した辞職勧告決議案について「言論の府が自らの首を絞めかねない行為だ。可決されても辞めるわけにはいかない。」と辞職を改めて否定したそうだ。
維新の片山共同代表と馬場幹事長が17日に駐日ロシア大使に丸山氏の発言を謝罪したことに関しては、「我が国固有の領土である北方領土を不法に占拠してきたのはロシア側で謝罪は非常に問題がある。誤ったメッセージを送りかねない。」と批判したという。
まず、言論の府が自らの首を絞めかねない行為という発言であるが、TPOを考えてもらいたい。
友人との話の中でさえ『戦争』というワードを使うなとは言わないが、あの状況下で国会議員が発して良い言葉とは到底思えない。
酒に酔っていたとはいえ、意識下にない言葉は出てくるとは思えないだけに、余りにも不用意である。
また維新の会側が駐日ロシア大使に謝罪した事を批判した件であるが、確かに丸山議員の発言にも一理あるとは思うが、そもそもそのきっかけを作った当事者が批判してどうなるのか。
大変申し訳ないが、これまでの丸山議員の活動を知らないので、これまでの議員としての資質を問うつもりはないが、少なくとも今回の一連の言動については議員としては不適切と言わざるを得ない。
地元に戻った際には、ぜひとも支持者以外の方々の意見を聞いてみる事をお勧めしたい。
