沖縄県宜野湾市の松川市長が名護市辺野古の埋め立ての賛否を問う県民投票を実施しないと表明したことを受け、宜野湾市民が住民訴訟を検討しているそうである。
沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議・ぎのわんの安次嶺共同代表が琉球新報の取材で、松川市長の判断が変わらない場合は訴訟を視野に入れた準備を進める考えを明らかにしたそうだ。
同団体は26日にも、市役所に市長を訪ねて直接抗議するほか、投票実施を求める会見を市内で開く予定だという。
安次嶺氏は「市民の投票する権利を奪うことはあってはならない。自分たちの意見を貫くことを優先して市民の権利を奪うとは、民主的な在り方に逆行する。民主主義を壊すことだ。」とし、市議会と市長の判断を強く批判したそうだ。
その上で「最終的には28日に決めるが、訴訟も考えて動かないといけない。」と語ったという。
宜野湾市在住で、「辺野古」県民投票の会の元山代表は、宮古島市に続いて首長が県民投票を実施しないと表明したことに「悲しい気持ちだ。」と肩を落としたそうだ。
県民投票の会としては住民訴訟を検討していないとし、「宜野湾市で動きがあれば一市民として協力したい。」としたそうだ。
ここまで読んで頂いた方には、上記の文章がどこまでも反対派に偏向したものである事が読み取れたのではないだろうか。
たしかに様々な理由で、沖縄には普天間飛行場の辺野古移設に対して賛否があるのは誰でもわかっている。
現状、反対を訴える県民が少なくない事だって事実かもしれない。
しかし、積極的賛成や賛成やむなしの県民の皆さんだって少なからずいるのである。
それを、県民投票を行わない自治体やその首長は悪であるがごとく報道するのは、中立報道を求められている新聞社としては最悪である。
琉球新報しかり、沖縄タイムスしかり、こんな最悪な新聞の情報しか入手していなければ、そりゃ洗脳されるわ。