荒稼ぎが始まりそうだ! | ひでっちのブログ

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滋賀県警は、通学路など道幅の狭い道路での活用を想定した可搬式の速度違反自動取り締まり装置(オービス)の運用を始めたそうだ。

同様の装置の運用は、近畿2府4県の警察では初めてだということらしい。

オービスは、速度超過した車両のナンバープレートや運転手を撮影し、速度を記録する装置で、後日、違反した車の使用者らに通知書を送るシステムである。

今回導入した可搬式の装置は1台で、高さ54センチ、幅26センチ、奥行き38センチというコンパクトなもので、持ち運びが容易なうえ、狭い路肩でも設置できる仕様となっているそうだ。

道路脇などに設置されている固定式オービス以外の取り締まりでは、警察官が4人程度で取り締まりをしたい場所に速度の測定器をもっていき、摘発する方法がとられていて、警察官が速度超過を疑われる車両を発見した場合に測定器で計測し、車の進行方向にいる別の警察官に連絡し、車両を停止させて取り締まっている。

しかし、速度計測係や車両を停止させる係などに分かれるため長い距離が必要で、場所は幹線道路などに限られるほか、オービスのように通過車両すべてを記録する方式ではないため、取り締まる台数にも限界があったという。

それに比べて、可搬式オービスを活用すると、狭い道路でも取り締まりが可能になるほか、配置する警察官も2人程度で済むことになるという。

可搬式オービスは今後、必要に応じて県内各地に出動し、取り締まりにあたることになるという。

滋賀県警交通指導課の吉井次席は「どこで取り締まられているか運転者は分からないので、緊張感をもった運転につながり、事故の防止に役立つはず。」としているそうだ。

当然の事だが、滋賀県警が結果を出せば、全国的に可搬式オービスが導入される事が考えられ、警察による荒稼ぎがはじまるかもしれない…。

可搬式オービスには表示義務はないのだろうか?