大阪桐蔭高校は、今年の夏の甲子園で優勝し、全国にその名を轟かせたが、その裏では悪名も轟かせていたようだ。
男子ゴルフ部で複数の部員による賭けゴルフや暴力行為があった問題で、賭けゴルフは当時の部員全員が関わっていたことが、毎日新聞記者の同校への取材で明らかになったのだという。
また、上級生による下級生への暴力は、指導の名目で行われていたという。
同校の今田校長は「非常に残念な不祥事で、猛省すべき問題だ。」と話したそうだ。
同校によると、賭けゴルフは当時の1年から3年の計13人が関わり、昨年7月から今年3月、クラブ活動中のチーム戦、パター戦、アプローチ練習中に行われたそうだ。
また、同じミスを繰り返す、注意しても無視する、反抗するなとどいった理由で、当時2年生の5人が1年生1人に対し、蹴ったり、肩を殴ったりなどの暴力を繰り返したという。
暴力を受けた部員は今年3月に自主退学したということだ。
なお3年生は問題発覚時には既に卒業しており、聞き取りできていないということのようだ。
同校は3月、暴力を振るった5人を無期謹慎、男子ゴルフ部を無期活動停止としたが、いずれも12日間で解除したという。
これって、以前ならゴルフ部のみならず野球部だって甲子園予選への出場を辞退するような問題だったと思うのだが、そうなれば夏の甲子園優勝も無かったという事になる。
今では、ゴルフ部はゴルフ部、野球部は野球部なのかな？