アジア大会の男子100メートルで20年ぶりの優勝を狙っていた山県選手は、自己タイ記録の10秒00で3位、優勝した蘇選手のタイムは9秒92だった。
国際、国内大会問わず、常に9秒台を期待されている日本の短距離陣だが、まだまだこのレベルにとどまっている限りは東京五輪の100メートル決勝レースに出場する事さえ難しいと言わざるを得ない。
国際大会で優勝する選手の多くは、狙ったレースのコンディションが悪くない限りは確実と言って良いくらい9秒台で走るからだ。
まだまだ日本の短距離のレベルを上げなければ、世界の頂は遥か彼方のようである。
頑張れ、日本短距離陣!
