ここ何年も、高速道路での逆走の話題が後を絶たないが、またしても起きてしまった。
17日の午前4時ごろ、花巻市の東北道上り線の花巻インターチェンジ付近などから「車が逆走している。」との110番通報が相次いだという。
駆け付けた高速隊が、紫波インターチェンジの北側約100メートルの地点で逆走する軽乗用車を発見し、約1.8キロ先で停止させたそうだ。
運転していたのは一戸の78歳の男性で、走行経路などについては「分からない。」と話しているそうだ。
逆走した距離は15キロ以上とみられており、車のバンパーやサイドミラーが破損していたという。
最近の車の逆走に関しては、運転手が100%悪いとは言い切れないが、入り口などの構造的な問題などがあったとしても、やはり運転者の過失が大きいと思われる。
しかも逆走車は、通常走行の車にとってある意味殺人マシーンのようなもので、お互いが100キロで走行していれば衝突の衝撃は200キロでぶつかられた以上の破壊力になるのではないのか?
近年、これだけ逆走の話題がある中で、それでも逆走する運転者に関しては、短期的にでも免許の停止などの手段を講じる必要があるのではないだろうか。