元スペイン代表のフェルナンド・トーレス選手が、今夏からJ1鳥栖でプレーすると発表したそうだ。
ロシアW杯後にJ1神戸に加入が決まったアンドレス・イニエスタ選手に次いでの発表である。
今季限りでAマドリードを退団するトーレス選手は「10日火曜日の朝9時30分から、私の新しい電子書籍についてメディア向けに紹介します。その際、新しいフットボール人生がどうなるか分かる。」と発信していたという。
トーレス選手をめぐってはJ1鳥栖が獲得に乗り出したが、5月30日にはJリーグ公式サイトで鳥栖が獲得したとフライング発表がなされ、Jリーグが謝罪文を掲載するなどの混乱が起きていた。
その後、最終的に金銭面で折り合わず破断したとされたが、二転三転の末に獲得が決まったようだ。
会見で鳥栖の竹原社長は「大変光栄に思います。」とスピーチし、背番号9の鳥栖のユニフォームを手にしていた。
さらには「誤報じゃないよ!ほんトーレス。」と書かれたタオルマフラーを一緒に掲げていたそうである。
トーレス選手には北米MLSのシカゴファイアーや中国スーパーリーグの北京人和、オーストラリアのシドニーFCなども獲得に乗り出しており、争奪戦が繰り広げられていたそうである。
かつてJリーグでもスタープレーヤーが多数移籍し、素晴らしいプレーを見せてくれていた時期もあったが、今回イニエスタ選手やトーレス選手を獲得した神戸や鳥栖は、所属選手がより一層の努力をして日本のクラブの実力を世界に発信できるように頑張ってもらう必要が出てきた。
