以前にも書いたことがあるが、議員の皆様には失言の訂正は許されない事だと思っている。
選挙民を代表してそれぞれの議会に参加している議員が簡単に前言を撤回するという事は、自分の発言に責任を持っていないという事ではないのだろうか?
そんな無責任な方に議員などをしていてもらいたくない。
このほど自民党の二階幹事長が『子供を産まないのは勝手なこと』と言った事について、安倍首相は党首討論で「産むか生まないかは本人に委ねられるべきだと考えている。」と述べている。
つまり、幹事長の発言を総裁が訂正したという事である。
さて、自民党としての正解は当然の事ながら総裁の発言であるのだろうから、二階幹事長から訂正をしてもらいたいものである。
もっとも個人的には、二階幹事長の発言を全面的に否定もできない。
なぜなら、日本の将来を考えた時に、これ以上の少子化を抑えるためにも子供を産む事は必要なことであるからだ。
しかし、その為には子供を産んで育てる為の環境や様々な条件が整っていないといけないのだ。
二階幹事長は、子供を産めという前に、安心安全に子供を産んで育てられる環境づくりに全力を注ぎ、さらには金銭的な負担を減らす事も考えてもらいたいものである。
あなたたちのように、税金から多額の費用をもらっている方々に、子供を産んで育てる事ができるかどうか悩むような家庭の気持ちを考えてくれと言っても無駄なんでしょうけど…。