明日、ルマン24時間耐久レースが行われるが、正直なところ今年はあまり興味がわかない。
何故なら、今年のルマンはトヨタにとって実質的なライバルがいないからだ。
昨年、トヨタが煮え湯を飲まされたポルシェは撤退しているし、普通にレースをしたら優勝争いはトヨタ車同士という事になると思われるのだ。
まあ日本にとっては、マツダが優勝して以来、久々の優勝になるかもしれないので結果は気になるが、以前のようにテレビに釘付け(今は地上波もBSでも放送予定はない)になるような気持ちも起こらない。
ルマン24時間耐久レースといえば、F1のモナコGP、インディーカーのインディ500と並んで世界3大レースといわれているのに、こんなに寂しく悲しい状態になってしまっているのだ。
余程の事がない限りは、トヨタ車が優勝するのだろうが、せめて昨年までポルシェが記録していたであろう走行距離を上回る記録を出してもらいたいものである。
それくらいの事ができなければ、日本のトヨタが優勝したと胸を張れないからだ。
中嶋選手には申し訳ないが、個人的にはアロンソが乗る8号車よりも、小林選手が乗る車に優勝してもらいたいのだが…。
