しかし、何度書いても腹が立つが、日本政府も、韓国政府が慰安婦問題を巡る日韓合意に関して新たな対応方針を発表したことに強く反発している。
韓国外相が言及した『自発的な真の謝罪』には一切応じない方針で、今後も合意の着実な履行を引き続き求めていく構えのようだ。
河野外相も「韓国側が日本側にさらなる措置を求めることは全く受け入れられない。」と言明し、韓国からの追加要求には一切応じない考えを強調した。
日本政府は昨年5月の文政権発足以降、あらゆるレベルで合意の着実な履行を働きかけてきた。
北朝鮮の核・ミサイル問題が深刻化する中、関係悪化は避けたいところではあるが、今回の発表には日本政府内でも『信頼関係が築けない』と失望感が広がっているとのことだ。
当然のことではあるが、韓国側が要請している2月の平昌冬季五輪に合わせた安倍首相の訪韓も、見送る方向で検討がされているらしい。
日本代表の選手の皆様の為には、開会式に参加し選手を鼓舞してもらいたいところではあるが、まともに交渉もできなければ、約束事さえ守らない国の要求ばかりのんでいる場合ではなさそうである。