大型で強い台風15号の影響で、小笠原諸島では大荒れとなっているそうだ。
今後は東日本や北日本でも、強風や高波に警戒が必要との事。
先月30日から台風の暴風域に入っている父島では、1日午後2時までの72時間の雨量が370ミリに達しており、『50年に一度の記録的な大雨』となっているそうだ。
たしかに今回の台風は大型で強いものらしいが、気になるのはまたしても『50年に一度』である。
言葉通りなら、今後50年はこんな雨は降らないはずで、ぜひともこの言葉を使う際にはそのあたりを十分に考えて使用してもらいたい。
温暖化などの自然の変化により、もしかするとこの雨がそんなに特殊ではないものになっている可能性だってあるのだ。
統計上、過去50年の間に数度しかないから『50年に一度』と表現するのかも知れないが、それは今後の50年間には当てはまらないかもしれないのだ。