ロシアは、北朝鮮によるミサイル発射実験について、大陸間弾道ミサイルではなく中距離弾道ミサイルだと主張し、北朝鮮を非難する国連安全保障理事会の報道声明案に異議を唱えたという。
声明の発表には15理事国すべての同意が必要になる。
ロシアの国連代表団は、米国代表団が作成した草案の修正を提案したと話しているという。
この声明に関する理事会の同意を得るため、米国側がロシア側との交渉を続けるかどうかは今のところ不明だとのことだ。
国連による対北朝鮮制裁強化を目指す米政府にとって、ロシアがICBMの発射を否定していることは良い前兆とは言えない。
中国はミサイル発射について識別しておらず、北朝鮮はICBMだったと発表しており、米国はその可能性が強いとみているそうだ。
いったい何が問題なのだろうか?
ICBMだから問題なのだろうか?
そうではないと思うのだが…。
国連安保理の理事国は、自国の利益優先ではなく、安保理の名のもとに世界平和について考えてもらいたいものである。