マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエ氏は、F1プレシーズンが行われているバルセロナサーキットで失敗を繰り返すホンダに、アロンソ選手の堪忍袋の緒が切れる寸前だと公表したそうだ。
「アロンソ選手はもう辛抱ならない。でもタオルを投げることはない、彼は根っからの競争人だからね。マクラーレンに加入してから、我々は色々と討論してきたけど彼はまだここにいる。辛抱ならないのは当然だ、私もその内の一人だ。でもプロ意識は保ち続けねばならない。」と述べた。
アロンソ選手の同僚バンドーン選手は目標の48周を完走できたが、前日のアロンソ選手同様レッドフラッグを2本も出してしまったそうだ。
チームは冷静を装っているが、ポジティブに考えることは無理な話であるということが現実であるとのこと。
当然であろう、私たちホンダファンだって、このところのホンダの出来には非常にガッカリしているのだ。
ドライバーのイライラは想像に難くない。
1年目はF1に慣れ、情報を収集すれば良し。
2年目は少しずつでもトップグループとの差を詰められれば上出来。
3年目はトップグループについて、場合によっては勝負できれば…。
そう願っていたが、2年目までは予定を大きく外れる事はなかったが、今年のプレシーズンの出来はまるで1年目に戻ったかのようである。
シーズンインしてからアロンソ選手のモチベーションを上げる事ができるPUをホンダは供給できるのだろうか?
塚本カバン店