トヨタが復帰2戦目に早くも勝利を手にした。


今週末は初日から好調でラトバラ車がSS1とSS4でトップタイムを記録。
チームメイトのハンニネン車がクラッシュし脱落する事態に見舞われたが、冷静かつ着実にラリーを進めていた。
3日目のSS15で総合トップを快走していたヒュンダイのヌービル車がアクシデントに見舞われ脱落し、ラトバラ車がトップに浮上し、僅差で2、3番手につけるタナク車とオジェ車のM-SPORT勢との争いになった。
それまではタナク車が好タイムを連発し最終日は有利かと思われたが、始まってみればSS16、SS17とラトバラ車がトップタイムを叩き出した。
20秒のアドバンテージを得て、最終SS18に臨とアクセルを緩めることなく、ここでも最速タイムを記録し、復帰後のトヨタに初の優勝をもたらした。
トヨタのWRC優勝は、1999年のラリー・チャイナ以来、18年ぶり。
また日本車が勝つのは2005年のスバル以来12年ぶりの快挙。
これでラトバラ選手もランキング首位に浮上。
シーズン序盤だし、まだこんな事を期待するのは時期尚早ではあるが、この勢いが続けば復帰1年目でのチャンピオンという可能性も出てきそうだ。
塚本カバン店