18日のFIFAクラブ・ワールドカップ決勝の鹿島対レアル・マドリードで主審を務めたジャニー・シカズ氏が、レアルDFセルヒオ・ラモス選手を退場処分としなかった疑惑の判定を振り返り、言い訳をしたようだ。
問題のシーンでは、すでに1枚イエローカードを提示されていたS・ラモス選手が、明らかなファウルでFW金崎夢生選手のカウンターをストップした。
シカズ氏は笛を吹いてプレーを止め、胸のポケットに手を入れたが、結局2枚目のイエローカードを出さず試合を続行させたのだ。
シカズ氏はエジプトのインタビューでこの件について問われ、副審との意思疎通が不十分であったために起こったことと説明している。
あれだけの時間、プレイを止めたくせにである。
副審との意思疎通が不十分だったならプレイを止めている間にしっかりと確認をしてもらいたいものである。
シカズ氏は「副審と私のコミュニケーションの問題だ。ファウルと判断した副審は、イヤホンで『カードなし』と言った。しかし私はそれを『カードの提示』だと理解したんだ。ただ彼とのやり取りに不足があっただけなんだよ。ビデオ判定とかそういうものは関係ない。私と副審の間だけで起こったことだ。」と言ったらしいが、それならビデオで確認してもらいたかった。
この試合が世界一を決める戦いであった事を考えてもらいたかった。
少なくとも1人の審判のおかげで、非常に不快な気持ちが残った状態で大会を終える事になってしまった。
アントラーズの事は多方面から称賛されているようで、ファンとしても誇らしいが、もしかするとあのカード1枚で世界一になっていたかもしれないのだから…。
塚本カバン店