そりゃ気候もおかしくなるわ… | ひでっちのブログ

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カバン屋のオヤジです。仕事関係もですが、旅行や食事など、個人的な趣味趣向を中心に感じた事をとりとめもなく書いていきます。

西南極にある巨大氷河では、7年間で最大500メートルの厚さの氷が失われ、科学者らの予想を超える急速なペースで氷河が減少しているとの研究結果が発表された。
米航空宇宙局による上空からの調査で収集されたデータに基づく研究論文によると、南極のアムンゼン海に注ぐスミス氷河は、2002~2009年の期間に年間最大70メートル薄くなったという。
論文の主執筆者で、NASAジェット推進研究所の研究者アラ・カゼンダール氏は「1種類の測定器だけで収集されたデータを使っていたら、目にしている結果を信用しようとは思わなかっただろう。それほど、薄化の度合いが大きかった。」と述べたという。
氷の厚さを測定するアイスレーダーと、レーザー高度測量の両方で同じ結果が得られたと、カゼンダール氏は英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに掲載された論文で報告している。
スミス氷河では、2009年以降も氷塊の消失が続いたが、そのペースはわずかに減速したと、カゼンダール氏はAFPの取材に語ったそうだ。
より精度の低い測定技術を用いたこれまでの研究では、スミス氷河から延びる2つの棚氷は、同期間に年間約12メートル薄くなったと推算されていた。
この研究結果は、温度が上昇した海水が南極の氷河の底部、特に氷河が海と接触する接地線付近を以前より速いペースで浸食していることを示す新たな証拠だと、カゼンダール氏は語った。
「南極大陸の一部では、主に降水量の増加で氷の量は増えているかもしれないが、同大陸全体でみた場合、氷の量は大きく減少している。」、「この氷河系は均衡が崩れており、氷が解けるペースは氷河流による補充を上回っている。」と、カゼンダール氏は話したそうだ。
これほどまでに、人間は地球環境を破壊し続けているのだから、現在のような異常気象と呼ばれる現象が起こる事は、ある意味当然の事で、これこそが自業自得という事になるのであろう。
つまり天気予報で〇〇年に1度とか言われている事は、今後当たり前のように起こる事象になっているのかもしれない…。

塚本カバン店