オーストラリアオリンピック委員会は、24日にオープンしたリオ五輪の選手村への入村を当面は見送ることを明らかにした。
「準備不足で安全面に不安がある。」ことを理由とした。
豪選手団の責任者は、詰まって水の流れないトイレ、水漏れする水道管、むき出しになった電気配線などの問題があると指摘したという。
また、ガスの臭いがしたり、電気の配線がショートしたりしていることを明らかにしたそうだ。
選手団は現在は市内のホテルに宿泊しており、問題が解決されれば選手村に入る予定としている。
ロイター電によると、豪選手団の抗議を受け、作業員や清掃員が増員されたが、まだ改善のめどは立っていないとの事だ。
さて、4年後はどうだろうか？
未だに聖火台の行き先さえ決まっていないメインスタジアムや、急増のサブトラックを作る案など、現時点でも多くの問題を抱え、選手側にとってみれば都合が良いとはいえない競技場が少なくない。
民泊にしても、突然スタートした為に問題がでているようだし、はたして4年後の東京五輪は万全の状態で迎える事ができるのだろうか？
人の振り見て我が振り直せではないが、リオで起きた問題は全て他人ごとではないのだ。