地球は確実に破壊されている! | ひでっちのブログ

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カバン屋のオヤジです。仕事関係もですが、旅行や食事など、個人的な趣味趣向を中心に感じた事をとりとめもなく書いていきます。

機会があれば1度は行ってみたいと思っていたオーストラリアのグレートバリアリーフ。

その世界最大のサンゴ礁で世界遺産で、サンゴの色が白くなる白化現象が全体の93%に広がっていることが最新の調査で明らかになった。

しかも、白化の被害状況が記録のある中では最悪であることが改めて確認されたそうである。

今回の調査結果は地元ジェームズクック大学などの研究者が発表したものである。

上空と海中で詳細な調査を行ったところ、白化を免れているサンゴ礁がグレートバリアリーフ全体のわずか7%に過ぎないことが分かったのだという。

グレートバリアリーフは豪東海岸沿いに約2300キロメートルにわたって連なっている。

白化の被害は南側では小さく回復も早いとみられているが、最も手つかずの状態にある北側は非常に深刻だということである。

ヒューズ氏によると、調査した911か所のサンゴ礁のうち大規模な白化を免れているのはわずか68か所に過ぎなかったそうだ。

白化は、通常サンゴと共生して光合成を行う微小な藻類が海水温度の上昇など異常な環境条件によって失われることで起きるとされている。

海水温度が下がり、藻類が戻ってくればサンゴは回復することもあるらしいが、科学者らは昨年、太平洋赤道域東部の海面水温が平年よりも高くなるエルニーニョ現象の影響で、世界的に白化が進む恐れがあると警鐘を鳴らしていたのだという。

もしも、これが地球温暖化の影響だとするなら、今後は世界中のサンゴ礁が同様の被害を受ける可能性があるのかもしれない。

私達人間が、思いのほか早く地球を破壊している事は間違いなさそうである。

塚本カバン店