熊本、大分両県を中心に相次いでいる地震、気象庁は「まだまだ収まる気配がみえない」とし、強い余震への注意を改めて呼びかけている。
その一方で、昨夕から夜にかけて熊本地方で相次いだ震度5強と5弱の地震について「これまでの震源域の南端で発生したが、その後はさらに震源域が広がる様子は見られない。」とした。
気象庁は一連の地震について「内陸で起きた地震としては、これまで例を見ない活発な活動が広域に起きており、震源域は東日本大震災より広い。」と指摘している。
また、前線を伴った低気圧が九州地方を通過する影響で、九州北部では明日朝から昼過ぎにかけて雷を伴う非常に激しい雨が降る予報がでており、予想される1時間雨量は多いところで熊本県が50ミリ、大分県は40ミリ、明日正午までの24時間雨量は熊本県が120ミリ、大分県が100ミリとなっているて、通常時でも降雨被害がでる位の雨を予想している。
気象庁は「雨とともに風も強まって荒れた天気になるので、土砂災害に厳重な注意が必要。」としている。
被災地から遠く離れた地で、惨事が起きない事を祈る事しかできないのが悲しく腹立たしい限りである。