F1世界選手権の話であるが、2016年の参戦体制がはっきりしてきたようだ。
私にとって最も注目すべき事はマクラーレンホンダ、なかでもホンダPUの仕上がりであるが、実は新チームの話題が注目をあびる事になっている。
アメリカに本拠地を置くジーン・ハースが率いるハースF1チームがそれである。
しかも、もともとF1に参戦していたチームを買収する形ではなく完全に新規設立での参入という事になっている
ハースF1チームは、2014年の段階でF1参戦を表明しており、昨年1年をかけてマシンの製作やメンバー集めなど周到な準備を重ねてきた。
ドライバーズラインナップもすでに決定しており、昨年までロータスで活躍していたロマン・グロージャンが移籍し、セカンドドライバーにはフェラーリのテストドライバーを務めていたエステバン・グティエレス。
PUはフェラーリのものを使用予定。
グティエレスが加入していることから、フェラーリとのつながりも強いと考えられており、もしかすると、いきなり戦闘力の高いマシンとして登場する事になるかもしれない。
注目の2016年マシンは最初の合同テストが行われるスペイン・バルセロナのカタロニアサーキットで発表される模様で、そのままテストに参加するものとみられている。
ちなみに、マクラーレン・ホンダは2月21日にオンライン上でマシンを公開予定だ。
他のチームも概ね2月22日の合同テストまでには新しいマシンを発表予定で、その実力の一端がわかるのは合同テストという事になりそうだ。