日本郵便が、共通番号制度のマイナンバーを記載した「通知カード」について、今年最後となる配達状況を発表した。
受取人不在などで市区町村に戻された分は、全体の9.8%にあたる558万通に上ったそうである。
市区町村に返送された場合、通知カードを受け取る方法は自治体によって異り、はがきで住民に窓口まで取りにくるように知らせたり、簡易書留を再送したりしている。
1度は配達したことを示す「初回配達」は5684.7万通で、印刷漏れが見つかったごく一部の地域を除いて完了したそうである。
このうち、配達や窓口での交付で住民の手元に渡ったのは全体の90.2%にあたる5126.2万通だという事である。
でも、たしか2015年度の日本の総人口は1億2688万人だったはず…。
数が合わないのではないだろうか?
それとも、私が上記の数字への理解力が不足しているのだろうか?
いずれにしても、まだまだ問題含みのマイナンバー制度ということになろう。
少なくとも住基ネットのような事にならない事を祈っている。