北京市内で開催された国際シンポジウムで、中国の外相が日中関係について発言したのだが、その内容がどこまで自己中なんだと思わされた。
発言内容は、中国側は日本と平和的につき合いたいと考えているが、日本側が中国の発展と台頭を歓迎できないでいる事が、問題の根幹であるという事だ。
つまり、国際社会における両国の地位が変化していることへの日本側の危機感や反発が、日中関係が悪化した背景にあり、日本側に問題があると言っているようである。
発言が100%間違っているとは思わないが、それにしても自分達には問題がなく、相手に原因を押し付け改善を求めるとは、いったいどこまで天狗なんだろう?
その自分本位の考え方が問題をおこしている事に気が付いて欲しいものである。