飯舘村訪問日記1048 2016/07/30 | aihamalteseのブログ

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愛犬の名は「あい(♀)」、犬種はマルチーズ、2010/4/18生

 今日は、ブタの「クロちゃん」のご飯「トウモロコシ」を届けに行く。村への途中の飯野町「農家の店」で20kg仕入れて車に積む。

 

 114号線を南下して、先ずはいつもの山木屋の3軒に給餌を済ませる。「比曽坂」にいたクロ猫は逃げ足の速い方だったので撮れず。「パトロール隊」のキジトラと「いっちゃん」はいつもどおりだが、「いっちゃん」以外を見ることがなくなっているのが気がかり。今日も真夏日の陽射しが強く日陰の少ない「お富士さんの餌場」だったが、食べた後はお隣の日陰に入っていた

 

 

 

 

 

 給餌しながら伊丹沢の「クロちゃん」宅にトウモロコシを運ぶことにして、比曽地区から補給と給餌に回ることにした。

 

 「ゲート前」では、ご主人が帰宅されていた。「リホームする予定だったが費用が高騰して難しくなっている」、そしてなによりも放射能では「家の中でも1μSv、高くて帰村できない」と話されていた。家の周りの広大な農地(長泥地区の中まで延びている)の放射線量は除染後も高く自主測定をされていた。BOXに補給して姿を見せた「お母さん」猫に給餌した

 

 

 

 

(自宅前のモニタリングポスト、除染後でも高い)

 

 

 比曽全域を訪問してドライの補給と給餌をしたが、姿を見せたのは「ムク」だけだった。このお宅だけは何も残っていなかった

 

 

 

 

 

 岩部の「老サビ」さん、いつものように待っていた。最近はすり寄ってくるが手を差し伸べると「シャー」とパンチが繰り出される

 

 

 

 

 

 伊丹沢では1軒寄り道してワンニャンに給餌、その後「クロちゃん」に届けた

 

 

 

 

 

 

 

 飼主の不幸さらには家屋の解体が迫っている「赤坂バス停前」の「シロ猫」さん、居場所と餌場がなくなる前にと捕獲を試みられているが残念ながら叶っていない。いつまで続けられるか不明だが、今はご飯が切れないようにと連日の訪問、今日も何も残っていない餌箱だった。補給しているとその様子を草むらからうかがっていたシロ猫さん、ウエットもたくさん置いた

 

 

 

 

 芦原の空の餌場に補給して、小宮野手神の「ファーム」の監視カメラデータを回収した。24時間データでは以前のデータ(4月)と同様に今回も三毛猫が記録されていた。引き続き監視中

 

 

 

 

 

 帰路は31号線沿い小宮の餌場に寄り補給しながらだった。4月までBOXがあった「小宮の牛舎」は解体が進んでいて母屋も倉庫もなくなり牛舎だけに。5年も生き延びてきたのに結果は餌場も居場所も奪ってしまった。最後に見た三毛猫の姿が忘れられない、この前を通るたびに涙が・・・ そんな場所が村のあちこちにできている

 

(4月末にBOXが撤去、それでも6月まで置餌に通った。5月20日に見たのが最後に)

 

 

 

 

 最期の訪問は小宮の「ハウスのBOX」宅の補給。ハウスの中は灼熱・・・昼はとても食べに来れないだろう。ドライの補給だけはしておいた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  今季一番の暑さだった