秋晴れ、日中は汗ばむほどだった。昨日通行止めだった62号線から山木屋地区に入った。
「山木屋交差点」は、「うーちゃん」ひとりが待っていた。いつも通りに補給とウエットを。
「比曽坂」では、流出した泥の上に小さめの足跡が
399沿いの猫餌場には、「ねーねー」さんの注意書きが貼ってある蜂の巣が。今日もブンブンと鳴っていた
「うたモドキ」宅の前の仮仮置場、大雨で流出した「黒い袋」の回収最優先のためか除染作業は止まっていた
今日の目的は、大雨の影響が気になっていた小宮の奥、野手上山麓の「ファーム」「ワンニャン」宅の訪問。
途中の道は所どころ陥没していた。「新田川」流域の河川敷は「葦」が倒れ、「黒い袋」が散らばっていた。いか程の袋が流されたのだろう・・・
目的のお宅は、建物に被害はなくワンニャンが元気に顔を見せてくれた。中3日だったBOXも順調だった。
(ファームの「こうめ」。管理人さんが在宅でお茶をご馳走になる)
(お隣のワンニャン宅。前回見たハチワレの姿はなかった)
「母子犬」宅への長いアプローチは、雨で深く掘られていて車では躊躇される状況だった。しかし歩くには遠~い
意を決して行けるとこまでと思って進めたが、途中で帰宅していた家人と出会い、状況を知ることが出来たので引き返した。特に被害はなかったとのことだった。
引き返した所で、福島市内在住の女性と出会う。放射線量と村の風景の移ろいを記録していると話されていた
その後は、関沢、芦原、草野12号線沿いを廻り、ドライの補給と給餌をする。
(関沢の「チビ」、高台だったので影響はなかった)
(芦原では久しぶりに「足ブラブラ」さんに出会えた)
(赤坂バス停前の餌場にいた足の悪いキジシロ)
(S建設の餌場には泥水が流れ込んでいたので応急処置を)
午前中に大倉地区を訪問されていたSORAシェルター常駐のTさん達と、福光の家の「よしみ」さんと合流して、午後の訪問先を分担した。今週末から来週末まで給餌ボランティアの予定が少ないないので、SORAさんの参戦は大変心強かった。私は「よしみ」さんと給餌に廻ることにした
(農高前の放れワンコの「コロ」)
(目の耳も不自由な「レオン」、クロ猫さんは姿なし)
(ハスキー犬の「ラオウ」)
(飯樋の「ラッシー」宅。裏山が崩れ土砂が母屋に、風呂場が潰されていた)
(「ラッシー」の友達、「ハナ」ちゃん。建物を解体、建て替えると仰っていた。立派な蔵も傷んでいた)
飯舘村も大雨に傷ついている
家も田も畑も山も川も道路も
命に及ばなかったことが不幸中の幸い
少なからずの放射性物質が流れただろう