飯舘村訪問日記503 2014/08/12 | aihamalteseのブログ

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愛犬の名は「あい(♀)」、犬種はマルチーズ、2010/4/18生


 今日も「けいちゃん&ささきち」組と「チーム銀次」オレ銀号(3人)が給餌に入っていた。「けいちゃん」は、早朝4時半に私の家から出動、長時間の活動になった。オレ銀号の3人も深夜に浅草を発ち、除染作業が始まる前までに真っ盛りの地区の給餌を終えていた。


 今日の私は、経験豊かな給餌ボランティアさんが連日入っていたので、給餌はお任せして、こんな時こそ懸案の蕨平でドライを根こそぎ食べたり、餌場を荒らす「生き物」を突き止めることにしようと、連日の監視カメラのデータ回収と新たな場所への設置をしに行ってきた。

 降り続く雨の中蕨平を廻ったが、「悪路の餌場」で「セリ」が、「交差点の家」では「ウルイ」が雨宿りしていた




 「Jupiter」さんから依頼されたお宅にもカメラを設置するため山木屋から比曽のお宅に。いつもの2匹に給餌してカメラをセットする




 途中の山木屋交差点に寄る。雨の中車に寄ってきたのはいつもの4匹だった。どんな天候であっても待っている。途中からクロも道路を渡ってやってきた。皆さん雨をしのげる空間が少ないので濡れネズミ状態、今日の食事処は軒下に・・・







食べ終わった後は、狭い軒下で毛づくろいをしていた




 蕨平を終わり、「チーム銀次」さんと合流のため伊丹沢に向かっていた時に電話が。松塚で花卉栽培を生業とされていた住民の方からだった。現在は福島市に避難され飯野町で土地を借りて花卉栽培をされている。

 飯舘村の自宅には4匹の猫ががんばって家を守っている。以前給餌に寄った時にご主人とお会いして、生業とされていた「トルコキキョウ」のお話を伺った。飯舘村のそれは生花市場では高い評価を受けていたと言う。寒暖の差が大きい村の気候がその要因の一つだとも。

 飯野町では、村とは少しシーズンがずれるそうだ。それでもお盆までは出荷される。ぜひ見てくださいと声を掛けて頂いていた。今日はその花を持ってきてくださるとのお話だった。飯野町のふれあいセンターまで届けてくださった。



 拝見してあまりにも立派だったので、これは家に飾っておくにはもったいない、もっともっと人の目に触れる場所に飾るのがふさわしいと思った。

 東京浅草で江戸時代の蔵をつかい、カフェ&バーのお店()を開いているIzumiさんが、「オレ銀号」のメンバーで給餌に入っていたので、浅草で飾っていただけないかと思い、お礼も草々に飯舘村に戻った。比曽で給餌中だった「オレ銀号」に再度合流、給餌グッツで手狭になっていた車内を整理してもらい積み込んでいただいた


 飯舘村と浅草、夢が広がる思いがするのは私だけ?

 Izumiさんちには、飯舘村松塚で生きてきた猫(**)がいるのも因縁めいている。



 「けいちゃん」と「ささきち」さんが帰ってきた。雨に打たれ冷えた体をお湯で癒して、今から晩御飯・・・

明日の給餌に備えて英気を養ってくだされ