私の飯舘村での活動を「視察」したいとのことで、神戸から来た3名の方と飯舘村役場前で落ち合った。給餌に向かう前の見守り隊本部でいる時に、フランスの「ル・モンド」紙の記者さんに出会いしばし取材?を受ける。フランスは云わずと知れた「原発大国」だ。福島原発事故でもフランスから技術指導を受けている。そんな国の著名な新聞社の「ル・モンド」は、原発事故以来被災者や街を経年的に取材しているそうだ。「ふくしま」は自国の原発にとっての他山の石と考えているようだった。「ドイツ」同様に現実が原発依存であってもキッチリと「原発」と四つに組む姿勢は日本の政治にはない。事故原因も究明されていないのに再稼働に血道をあげている日本の姿は本当に恥ずかしい。
私は飯舘村の給餌活動を紹介しておいた。飯舘村の後は南相馬に取材に行とのことでお別れした。
今日の給餌活動は、そんなわけで日々の活動の部分を見ていただくことと飯舘村の置かれている現実を少しでも知っていただくことを主眼においた行動になった。長泥のゲート前にもお連れして、原発事故の実態も体験してもらった。
ゲート前で放射線量を測定する
線量計は振り切れて測定不能
ゲート前で「パチッツ」
<訪問したお宅>
①ゴン
②臼石のクーと鶏(水を換えて餌を入れる。よく飲んでいた)
③須萱の2ワンズ
④須萱
⑤須萱
⑥須萱
⑦小宮の4ワンズ(1匹放れていた)
⑧小宮の老犬(庭でへたっていた。老いが深くなっている)
⑨小宮のゴンタ
⑩松塚のBOX(白が出てきた)
10日には、今日の倍の人数が神戸から飯舘村に来ることになっているとのことだ。給餌のお手伝いである。
「体験に勝るものはない」、そうなるよう援助できればと思っている。