予約していた歯医者を済ませて飯舘村に向かった。奥方様は私が治療している間に温かパウチやお湯の準備をしてくれて助手席に納まり同行である。
飯舘村では、須萱~臼石~前田~佐須~伊丹沢~飯樋と廻った。14日の大雪から一週間たっているのに除雪されないままのお宅がチラホラと・・・、そんなお宅のワンニャンのご飯はどうなっていたのだろう。
<須萱>
9ニャンズ1ワンコのお宅。BOXには三毛猫が入っていた。いつものニャンコがまず現われご飯の準備中の車に乗り移ってきた。雪にまみれていた裏のワンコにも温かパウチをご馳走する。
そのお隣は除雪されていて室内にはドライフードが充分おいてあった。しかし1匹も姿が無かった。
須萱の2ワンズ。
BOX設置のお宅。日曜日に愛ちゃんたちが補給。今日は5匹現われパウチを。
このお宅はまだ除雪されていなかった。長い坂道を歩いて給餌する。
母子2匹だが、子猫はもう十分大人に成長している。2段BOXもいい感じで動いている。
ここは今日も歩きだった。「シロ」はご飯を待ちきれず・・・。帰る時は私たちが見えなくなるまで見送っていた。
原発がなかったら飼い主さんといつも一緒のはずだった「シロ」。
原発のために、飼い主さんは三世代にわたって築き上げた飯舘村での生活を、人生を、壊されてしまったのです。この本のなかの一ページ(155頁)を読んでいただきたい。
今日は写真に撮ることが出来た。久しぶりに出会った。
長~い道のりだが幸いにも今日は除雪してあった。餌場には家人が置いたと思われるドライフードが残っていた。
森林除染モデルのお宅。二匹お出ましだったが1匹は鼻ぐじゅぐじゅ・・・。置き餌は厳禁、食べ切のウエットを。
20日にTNRしたお宅。姿を確認に寄ったが見せなかった。
飯樋の工務店。今日も長い雪道を歩いた突き当りの新型BOXに行った。BOXは空っぽだったがニャンコが寄りついていた。
飯樋のサロン。ここも空っぽだった。
物事を正確に判断するのは難しい。背景が見えないことが多分に影響している。いろんな角度から見ること、それが大切なのですよね。