昨日から神戸の奥方様が来ているので、いい機会だから一緒に行くことにした。彼女は昨年3月の震災発生直後から医療支援の一員として宮城県で活動していた。その後は仮設住宅での支援活動など幾たびかの経験を持っているが、ワンニャンの支援は初めてである。
1、比曽坂を下ったガソリンスタンドの隣にある給餌場は、空っぽだった。置き餌をした。最近は姿を見たことがないが、餌は確実に無くなる。
2、お向かいの2ワンコのお宅はお母さんが帰宅していた。今もタロウの通院は続いている。しばしお話しタイム、その間にワンコには大好きなサヤを提供、支援に置いてきた。
3、狸4匹いるお宅。室内のワンコは今日も見ず。外のニャンコも見ず。
餌場には残っていた。
4、比曽のビビリ犬は、飼い主さんが帰っていた。餌場には十分給餌されていたので、サヤをプレゼント。
5、4のお向かいのニャンコは今日も姿見ず。餌場は空っぽになっていたので補給。
6、ニャンコのお宅はお母さんが帰宅していた。狸に餌が食べられる。餌場にはキッチリ給餌されていた。えさを支援した。
7、ここも帰宅されていたので、サヤをプレゼント。
8、今は2ワンズのお宅。餌を補給して水を交換。パウチ2袋ずつ食べた。犬舎周りを清掃し、池の鯉に給餌した。ここの線量は高かった。
9、比曽の傷ニャンコのお宅。保護したニャンコはまだ病院。今日は3匹が出てきました。みんな満身創痍でがんばってきている。きっちり治療してやりたいものだ。いつものように缶詰を与えフードを補給。外の餌場にも補給した。
その後、長泥のバリケードまで行ってきた。今はガードマンもいなくなっている。門前の線量は今まで見たことがない数値を示していた。
10、ニャンコ3匹のお宅。支援のフードはキャビネにあったが、餌場には猫まんまが置いてあった。缶詰とフードを給餌した。家の左のガレージにも給餌した。今日は3匹姿をみせた。
11、ハートの尻尾を持つニャンコのお宅。今日は珍しく姿を見せなかった。餌場に缶詰とフードを置いた。
12、久保曽のニャンコ宅は姿見せず。缶詰とフードを給餌しておいた。
13、仮餌場のお宅は空っぽになっていたので補給して継続観察。
14、いつものニャンコは姿見せず。餌場に補給した。
15、チコは今日も放し飼いだった。支援の缶に餌を入れた。ニャンコは姿見せず。
16、山の奥のビビリワンコ(コロと云う)のお宅は帰宅中だった。日曜ごとに帰っている。3匹いたのに今は一匹になったと云う。パウチを与えると例のごとく縁の下から頭だけ出して食べていた。
17、いつも犬まんまを与えられているワンコ宅。今日もご飯が入れてあった。先日フード支援していたが・・・?
パウチを与え水を交換した。ニャンコは家の中で寝ていた。
18、工務店の犬猫はいつものように迎えてくれた。BOXを点検して補充、水を交換して、犬にはパウチ、猫には缶詰を与えた。
19、居付きニャンコのお宅は、久しぶりに飼い猫が現れた。居付きも待っていた。居付き用にガレージに缶詰とフードを、飼い猫用に餌場に缶詰とフードを給餌した。
20、大火の飢え2ワンズのお宅。いつもと違ってビビっていた。知らん人が一緒だったからか?しかしパウチをよく食べた。水を換え、餌を補給して清掃した。
21、牧場の柴ワンコ。今日は家人が帰宅していた。パウチを与え水を交換した。数日前のパンがそのまま残っていた。
22、12号線沿いの2ワンズは、犬まんまだった。水を交換して、清掃して、パウチを与え、フードを補給した。今日は水道が使えなかった。
23、お隣のワンコは、今日も飢えていて必死に訴えていた。パウチを与え水を交換フードを補給した。
24、仲良しニャンコのお宅は、白のお母さんニャンコだけ出てきた。BOXは空っぽになっていた。缶詰を3缶開けBOXにも補給した。また子猫用のパウチも開けて置いた。母猫はせっせと缶詰を家の裏にいる子猫に運んでいた。しばらく様子を見ていたら、子猫が現れパウチを食べていた。
25、お隣の一人ニャンコのお宅。お母さんが帰宅中だった。
缶詰を支給、餌場にも用意した。
お彼岸で帰宅中のお宅が多かった。移動中にすれ違う車もいつもに比べはるかに多かった。今日は故郷に一泊する人もいるだろう。早く元の生活が戻ることを祈った。
奥様は心身共に疲れたことだろう。荒れ果てた家、ボロボロになって必死に生き抜いているワンニャン達、飯舘の現実は原発の犯罪を否応なしに突き付けてくる。私たちの課題を改めて認識させられたことだろう。
お疲れ様でした。一緒に行動してくれてありがとう。