$hashikawa's blog


物議を醸すエンディングとなった「半沢直樹」の最終話。

話の筋は原作通りのようですが、中野渡頭取が半沢を出向にした理由が、
ドラマでは描写されていなかったので、余計にモヤモヤ。。。

特番や映画化など、続編が内定している作品にしかできない終わり方だったので、
出向先での物語を描く原作の続編「ロスジェネの逆襲」も何らかの形で作られるのでしょう。


原作では出向になる大和田常務ですが、ドラマでは常務取締役から平取締役に降格という温情処分。
飼い殺すように牙を抜き、派閥争いを収束させて行内融和を進めるという頭取の手腕でした。

ドラマ序盤から、人の価値についてやその大切さを説いていた頭取なので、
奥深い思慮やトップとしての采配など、器の大きさをドラマオリジナルで描いたのは良かった。


現場では5分くらい回したという香川さんの土下座のシーンも圧巻。
震えながらうめき声をあげて膝をつく演技はもはや怪演、変身するのかと思いました。笑

堺さんもですが表情による演技の表現力が凄く、さらに多い台詞を長回し、
しかもあのタイミングで涙を流せる演技力は役者としてさすがですね。


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これはもう続編が待てない。
年末年始あたりに2時間スペシャルとかの特番をまずは期待です。
(もちろんドラマのシリーズ2と劇場版も。)