$hashikawa's blog


「死は生の対極としてではなく、その一部として存在している」

友人が教えてくれた、取り除くことのできない観念的な概念。
未読ですが、村上春樹さんの「ノルウェイの森」に出てくる認識です。

生命である以上、致死率は100%であり、生は死を内包している。
死について考えることは、生に真剣に対峙することであり、命の尊さを学ぶことになる。


芸術家「マルセル・デュシャン」の「死ぬのはいつも他人ばかり」という言葉がありますが、
人はいつも不死身であるかのように、人生を有限な時間軸では考えられない。

伊坂幸太郎さんの著書「終末のフール」には、こんな言葉もあります。
人生を横着に生きない為の、死生観を見つめ直す大きな説得力を持った言葉。

「あなたの今の生き方は、どれくらい生きるつもりの生き方なんですか?」


- - - - - - -
pic.
先月に訪れた、造幣局の桜の通り抜け。
さぁ、仕事も忙しくなってきています。