達成したい目標や実現したい未来があるのは当然ですが、自分が夢を叶えることによって、
社会に与えられるバリューは何なのか、誰を幸せにすることができるのか。
選んでもらえる対象として相応しくなるには、利己的ではない篤志が必要です。
世の中に価値を提供するという視座を持ってこそ、何かを実現するに相応しい存在になれる。
シーンに有能なアーティストを供給するうえで、時代が求める才を育むわけですが、
自分が音楽だけをやっていきたい、自由に生きていきたいという主観だけでは成立しない。
自由を得ることによって、音楽を生み続けることによって世の中に良い変化を起こし、
誰かに影響力を持ち、誰かの人生を好転させていくという客観化された意志が大切です。
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美しくありたいという、自分本位の私意的な自我だけではなく、
その美が周囲の感情を揺り動かすように咲き誇る。