先日のトラックにも書いた、「OTOTOY」での「GROUP」の音源購入。
一連の欲求の推移や消費行動を俯瞰してみると、色々と思うところがありますね。
利便性に加え、コンテンツやフォーマットの魅力、ブランド力で購買を促進する。
ニーズやシーズに鋭敏に反応することができれば、選んでもらえる存在になれる。
買い手の入手経路や、売り手の販路が拡大している点を考えると、
音楽業界は衰退しているどころか繁栄し、確実に発展している。
そして感動や喜び、癒しや衝撃など心を揺さぶる起伏を大きくし、満足度を究極まで高めれば、
その感情と引き換えに差し出す価格というのは、それほど大きな障害ではなくなる。
安ければ売れるはずという幻想めいた価値観に逃げず、
ただ闇雲に価格を下げるのではなく、価値を高めることが重要。
購買意思に対するその対価としての喜びが大きければ費用対効果は絶大で、
価格を問うのではなく、質を問うユーザーやカスタマーは多い。
「安くするから買って!」では持続性がないし、供給側は疲弊する。
息切れした消耗戦での提供は、創造力や品質に影響するからね。
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「説得」では人の心は動かず、「納得」してこそ能動的なアクションに繋がります。
求める満足に対する価値観が優先される、究極の学び場。。
