$hashikawa's blog


大阪ダブル選が投開票され、維新の会が圧勝でした。
国政の混乱など既成政党への不満と閉塞感から、強いリーダーを求めた結果でしょう。

「変えるのか、変えないのか」
大阪再生を訴え「大阪都構想」を軸として示し、現状の打破を掲げた改革派が支持を集めました。

「一緒になって夢を見たい」と繰り返し訴えてきた橋下氏。
大阪府の内情を鮮明に可視化し、ここまで行政の透明性を求めた人間はいなかった。

過激ともとられる橋下氏ですが、投票日の前日、所謂「最後のお願い」で、
ここへきても尚、大阪の未来を照らす「夢」を懸命に語れるエネルギーに惹かれます。

"最大多数が善" と言わんばかりに、反論を切り捨てて軋轢をエネルギーに変えるような、
弊害を生む危うい政治手法に丁寧な対話を加え、経済成長戦略の一本化を具体的に進めて欲しい。


関西電力の筆頭株主でもある大阪市のトップが「脱原発」を掲げるのも注視すべき点で、
経済界、産業界への影響や代替エネルギーの模索などを踏まえたその対応は興味深い。

無論、この完勝はゴールではなくスタートであり、言うまでもなく肝心なのはここから。
一定の評価は得たとも言える「都構想」にも、より突き詰めた具体性を持たせて欲しい。

明確な主義主張を持った政策目標を掲げ、有権者の信を得た橋下氏。
より良い未来の実現へ、緊張感を持って新しい一歩を踏み出す大阪。

まだまだいばらの道とも言えるその先へ、力強く牽引してくれると今度こそ信じたい。
直接その思いが発せられるのをそばでみて、心から「期待したい」と思わせてくれたその言葉。

「大阪に光を。」


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新エネルギー、光、続いていく道。
必要なのは強い求心力。