昨日までの東京から一転、今夜は心斎橋「JANUS」へ来ています。
師匠であるドラマー、高 仁範先生がバックを努められるということで、
「タダ シンヤ」さんのワンマン公演へお邪魔してきました。
多くのファンで埋め尽くされた会場内は、テーブルを用意したシッティングスタイル。
大人の女性が客席の大半を占める、清楚で上品な雰囲気が広がります。
素敵なファンに見守られるタダさんの歌声は伸びやかで透明感があり、
その歌詞が持つメッセージ性に潤沢な質感を与えています。
タダさんは「嵐」のヒットシングル「Love so sweet」のカップリング曲である、
「いつまでも」で音楽作家デビューし、その後も「嵐」や「HOME MADE 家族」など、
様々なアーティストへの楽曲提供を多く行っています。
秀でたライティングセンスで、人気・実力ともに傑出しており、
実は「AKB48」の「ポニーテールとシュシュ」の作曲者でもあります。
MCでは、鍵盤の横に立ち、感謝の言葉とともに何度も深々とお辞儀をする姿が印象的。
きらびやかな声援や手拍子が、会場をみるみるひとつにしていきます。
高先生のドラムももちろん最高で、バックミュージシャンの域を超えそうな程に存在感があり、笑
絶妙なバランスで紡ぎだす安定感のある音の数々が、楽曲のアンサンブルに深みと彩りを加味します。
和佐田 達彦さん(爆風スランプ)や黒柳 能生さん(SOPHIA)とも共演を続ける、
実力を裏付ける希有なキャリアを持つ、尊敬すべきプレイヤーであり師匠です。
(最近レッスンの都合を合わせられていないのは申し訳ない次第です…)
なんと、シンバルメーカー「Zildjian (ジルジャン)」とエンドース契約を結ばれたそうで、
エンドーサーとして、今後のますますのご活躍が期待されています。
後を引くようなエンディングも、心を愛でるニクい演出。
表現力が凄まじい高先生のドラムとともに、本当に素晴らしい音楽がそこにありました。
- - - - - - -
pic.
当日用意して頂いたゲストパス。
そういえば、会場側ではなくイベンターさん(SOUND CREATOR)発行のパスですね。