「ドレスコードは半袖・半パン」な夏のイベントを終え、9月に入っています。
そんな昨日は、LUNA SEAのドラマーである、真矢さんのドラムセミナーへ行って来ました。
絶大なる人気を誇り、「ドラマー人口」を急激に増やしたひとりとされる、
5万人規模の会場で演奏される真矢氏のドラミングが、超至近距離で味わえるクリニック。
ドラマーではない方の来場が確か半分くらいだったのも(当日の挙手データ)、
ドラマーとしての人気に加えた、真矢氏のそのタレント性の高さを感じさせます。
「ボーカルとブレスの位置を合わせる」「チューニングはイメージに近づける作業」など、
様々な現場で活躍される真矢氏ならではの、具体的なお話を多く聞くことができました。
中でも印象的だったのが、「ライブ中は、メンバーの体調や調子の良し悪しなどは分かりますか」
という質疑応答での問いに、"音を出せばすぐに分かる" 的な答えかなと思いましたが…
「アマチュアの時はすぐに分かったけど、プロになってからは全然分からない」
という、なるほど!な回答で、ステージに臨むプロフェッショナルの神髄を再確認しました。
それでもごく稀に、ドラム側を向いてドリンクを飲む際の一瞬の表情などで、
アッと思うことはあるそうで、そういう時は逆にガンガンに煽るそうです。笑
確かに、客席に背を向けたメンバーのあの表情を見ることができるのはドラマーの特権。笑
ついでに、演奏しているメンバーの背中を見れるのもドラマーの特権ですね。(会場中でただひとり。笑)
実践的な練習方法や使用する楽器について、さらにその選び方なども聞くことができ、
お馴染みであるユーモアたっぷりのお人柄も滲み出た、充実のクリニックでした。
繊細なスキルは勿論、そのダイナミクスやリズムの説得力、音と音の「間」やプレイでの魅せ方など、
ドラムの魅力を最大限に引き出すそのスタイルはもはや神懸かっています。
間近でまじまじとそのドラミングを見て、改めてやっぱり凄いなと…。
よし、明日は今日より上手くなろう!
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先日発売されたDVD&BOOKと、今のところ会場限定発売のモデルスティック。
サインに関しては、実は過去にも何度か頂いていたり…笑