一雨ごとに涼しさを増す、少しずつエンディングへと向かう夏の日々ですね。
日本中を沸かせた「なでしこジャパン」が国民栄誉賞を受賞しました。
「心を一つにする。
厳しく濃密なトレーニングにも高い集中力で取り組む。
崖っぷちに追い込まれても絶対に諦めない。
どんな相手にも臆することなく普段どおりの自分を表現する。
そして何より大好きなサッカーをとことん楽しむ。」
日本サッカー女子代表「なでしこジャパン」の選手に「ノリさん」と呼ばれる、佐々木 則夫監督。
チームを日本サッカー史に輝く快挙に導いた監督の著書「なでしこ力」にある言葉です。
今年の始めに出版された著書の中で、世界一への自信を滲ませ、見事にそれを実現しました。
揺るぎない信念とサッカーへの情熱、そしてチームへの愛が「世界一の感動」を生みました。
上からではなく横からという、同じ目線でチームを見る監督の姿勢。
信頼を得る人間性が、名チームを力強く牽引しました。
さらに「苦しくなったら私の背中を見なさい」という主将の澤 穂希選手。
このチームに、この監督、そしてこの主将ありですね。
何かを目指す全ての組織に当てはまる、修羅場、土壇場、正念場をかいくぐる結束力と絆。
手を取り、ともに歩み続けるための、「頑張れ」ではなく「頑張ろう」
背中を見せるだけで、勇気や安らぎを与えられる域にはまだまだ遠いですが、
未来に同じ希望をみて、同じ夢を描く仲間の存在の重要性を改めて感じました。
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夢の舞台へと続く階段比喩シリーズ第2弾。笑
ビッグキャットの楽屋からステージへ。
※ちなみに第1弾、JANUS