本日は、ハーバード史上空前の履修者数を誇る名講義「Justice(正義)」をもとにした、
全米ベストセラーの邦訳版書籍「これからの『正義』の話をしよう」をご紹介。
日本でも大きな称賛を集めた、マイケル・サンデル教授のハーバード大学での講義内容を書籍化し、
昨年に出版された大人気の1冊なので、ご存知の方も多いのでは。
アリストテレスやカント、ミル、ロック、ベンサムなど、偉大なる古今の哲学者たちの、
様々な論考も取り上げて問題に取り組み、道徳的見地から多岐に渡った論議で、
正義の本質、より良い社会作り、社会を生きていく上での倫理、そこに生きる美徳を考察する哲学書。
ちなみに昨年には、東大安田講堂でもサンデル教授の講義が行われ、
「ハーバード白熱教室」として、その模様はNHKで連続放送されました。
更にその映像は「iTunes Store」にある「iTunes U」で全て無料ダウンロードすることができます。
東大、ハーバードと、どちらも素晴らしく知的でまさに白熱な内容。
自分自身の持つ見解を一度疑い、道徳と政治哲学の難題を新たな解へと導く本書。
中でも特に読み応えを感じた章を一部、次のブログでご紹介したいと思います。
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一度は目にしたであろう大ベストセラー。
デザインや語呂が似たタイトルも多く出版されました。