自由の裏にある責任と、平等の裏にある競争。
受け手に知識を求めるのか、それともからっぽの心を求めるのか。
心を揺さぶったり動かしたりと、感情に触れる仕事であり、ひとの気持ちを扱う仕事として、
人工的な感動ではない、記憶や思い出に間接的あるいは直接的な影響を与える重大な責任があります。
取り替えのきかない唯一無二なクリエイティビティーが、
匿名の群衆ではなく、実体のある個人の心を癒しも枯らしもします。
作り手側としての視点と、受け手側としての視点。
そして、音楽を創る難しさと、それを届ける難しさ。
紙芝居の裏側を知るような作業をもってしても、両方を常に持っていることが欠かせず、
ラストワンマイルを意識した想いやりを持ち、大切なことは、大切な人がちゃんと笑っているか…。
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“あらかじめ決められた未来”のように、
真空のような呼吸をする空間。